韓国警察庁は昨年9月末、サイバー賭博特別取り締まりを実施し、2月26日現在、賭博サイト運営者・行為者など1050人を検挙し、36人を拘束したと7日明らかにした。
逮捕された1050人のうち、青少年賭博事犯は343人で32.7%を占めた。先立って昨年3~8月のサイバー賭博集中取り締まりの際は、検挙された3155人中青少年が101人で3.2%だった。
青少年の不法賭博が短期間に増えたのは、SNSやユーチューブなどを通じて24時間賭博サイトにアクセスできるようになったためとみられる。
はしごゲーム、パワーボール、奇数偶数、ルーレットゲームなど賭博の形態も単純で、簡単に夢中になり、携帯電話を使っていつでもゲームのようにできる。友人を通じて賭博の道に入る場合も多い。
警察はこうした青少年について処罰と同時に、予防や治療にも力を入れている。賭博金額が軽微な場合、先導審査委員会に回付して即決審判を請求し、訓戒放免するよう求めている。実際、今回の取り締まりで検挙された青少年343人のうち、拘束令状は1件も申請しなかった。
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