韓国全羅南道莞島(ワンド)郡で、野良猫32匹が相次いで死んだ状態で発見され、警察が捜査に乗り出した。莞島郡は、265つの大小の島々からなる群島。
莞島警察署によると、先月19日から今月1日にかけて、莞島郡莞島邑の遊歩道にある猫給食所4カ所で、猫32匹が死亡したまま発見されたことを住民が通報したという。
発見したのは、猫給食所で10年間にわたり、ご飯を与えていた「キャットママ」らだ。通報によると、猫の吐しゃ物には、普段与える飼料ではなく豚の脂身が混ざっていたといい、毒物摂取の可能性を指摘している。
警察は死因特定のため、遺体を農林畜産検疫本部に送って解剖を依頼し、周辺の聞き込み捜査も進めている。
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