
韓国のハン・ドクス(韓悳洙)首相と慶北漆谷郡の8人組おばあさんラッパーグループ「スニと七姫」の異色なロマンスが話題になっている。
漆谷郡によると、ハン首相は最近、ソウル・清岩(チョンアム)中・高校の卒業式会場を訪れ、若いころに学習の機会を逃し、遅まきながら学生になったお年寄りたちを励ました。そこで、「スニと七姫」のおばあさんたちが準備した映像を視聴した。
映像を見たハン首相は「高齢学生のアイコンとして広く知られた平均年齢85歳のヒップホップグループが、卒業を祝うヒップホップのミュージックビデオを作ってくれた」と語った。
「勉強すると、うれしくて死にそうだ。でも、目がかすむ。すぐにやめたいと思う。それでも勇気を出して夢に向かって走って行こう」。そんな歌詞が披露され、卒業式会場は笑いの渦に包まれた。
話題となった祝賀映像は、漆谷のおばあさんたちと特別な縁を結んできたハン首相の要請で製作され、おばあさんたちが直接ラップの歌詞を書いた。
「スニと七姫」のリーダー、パク・チョムスンは「首相が私たちをお姉さんと呼ぶので、私たちは首相を弟だと思っている」とし、「必ず再会し、一緒にラップをやろう」と語った。
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