韓国求職会社サラミンが企業493社を対象にメタバース採用についてアンケートしたところ、41.6%が実施の意向があると答えた。また、64.5%が今後「メタバース採用」を拡大すると見込んでいる。
メタバース選考を望む理由としては「地方在住者ら志願者の負担を減らすため」が40%(複数回答)と最も多く挙げた。
続いて「選考の運営と管理などが楽」(34.1%)▽「志望者らがメタバース環境に慣れている世代だから」(31.7%)▽「オフラインでの運用に比べて費用が少ない」(29.8%)▽「人員の制限が少なく、より多くの志願者を募集することができる」(26.3%)▽「いち早く新技術を導入するという企業イメージ構築のため」(25.9%)――などの順になった。
メタバースで実施したいのは「面接選考」(57.1%・複数回答)が1位。「適正検査」(44.9%)▽「新規職員教育」(40.5%)▽「採用説明会」(30.2%)▽「筆記試験」(14.1%)――などが続いた。
企業の人事担当者は「メタバース採用」が広がる状況について、おおむね「肯定的な立場」(58%)だった。その理由としては「時間と場所の制約なく進めることができるから」(75.5%・複数回答)が多かった。
©NEWSIS