韓国のハイト真露が13日、代表的な焼酎ブランド「チャミスルフレッシュ」を全面リニューアルし、アルコール度数を従来の16.5度から16度に下げた。新たな製品は14日から出荷する。
1990年代以降、焼酎市場で23~25度の商品が主流となる中、チャミスルフレッシュは初めて20度を割った。2007年当時の19.8度からトレンドに合わせて19.5度、18.5度、17.8度、16.9度と度数を下げてきており、今回のリニューアルは2021年8月の16.5度への変更以来2年6カ月ぶりだ。
新たなチャミスルフレッシュは、特許を受けた竹の活性炭による精製過程を従来より増やし、雑味と不純物を一層除去できるようにした。パッケージの書体も竹を形象化したものに変更した。
チャミスルは1998年の発売以来約390億本(360ml基準)を販売。瓶を横にしてつなげば地球(4万6500キロ)を200周できる量だ。これまで16回に及ぶリニューアルでトレンドに素早く対応してきたことが奏功したと分析されている。
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