インターネットプラットフォーム「Numbeo」によると、ソウル市内(8日時点)のバナナ(1㎏)、トマト(1㎏)、ジャガイモ(1㎏)、サンチュ(600g)、白米(1㎏)などの平均価格が、アジア約90都市の中で最も高かった。
Numbeoによると、各商品のソウルでの平均取引価格は、バナナ4846.73ウォン(1ウォン=約0.1円)、オレンジ7918.61ウォン、トマト8066.88ウォン、ジャガイモ5769.58ウォン――だった。特にバナナ、ジャガイモは世界376余りの都市の中でも、それぞれ3位、5位を記録するほど取引価格が高かった。
ソウルの果物価格がこのように高くなった原因は、高い生産原価と輸入単価だ。大規模工場が多い外国とは違い、小さな工場での手作業の割合が高く、輸入物量そのものが少ないため安く輸入するにも限界があることなど、背景にあると専門家は分析する。さらに最近の異常気候が加わり、生産量自体が減少したことも影響したとみられる。
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