1月1日にだけ許可される韓国・済州(チェジュ)島の漢拏山(ハルラサン)夜間登山の入場券を34万9000ウォン(約4万円)で販売するという内容の書き込みがSNSに掲載され、警察が捜査に乗り出した。
漢拏山国立公園事務所が「探訪予約権の販売に対する刑事処罰が可能か検討してほしい」と警察に相談していた。済州東部警察署は「偽計による公務執行妨害」に該当するか確認を進める。
済州道は環境保護のために2020年から城板岳(ソンパナク)コース1日1000人、観音寺(クァヌムサ)コース1日500人など登山客数を制限して予約制にしている。
事前予約した人に探訪日と個人情報を認識するQRコードを付与し、探訪路の入り口でQRコードと身分証で本人確認を済ませれば入山できる仕組みだ。
元旦の夜間登山は12月1日に予約受け付けを開始。オンライン予約初日にサーバーがダウンするほどの人気を集め、2022年末にはSNSに「新年を迎える漢拏山探訪券を100万ウォンで買う」という書き込みまで登場していた。
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