飼い主がわからないようペット犬の体内に埋め込まれたマイクロチップを取り出し、再び犬を捨てた「悪魔のような飼い主」の話が15日、韓国のさまざまなオンラインコミュニティで拡散し、読む人の怒りが沸騰している。
拡散しているのは「悪魔のような子犬遺棄事件発生」というタイトルの文章。2度捨てられた茶色のプードルの写真も付いている。
この犬が最初に捨てられた時、保護所で飼い主情報などを記録したマイクロチップが見つかり、飼い主に引き取らせた。ところが数日後、この犬は車で約25分離れた人通りの少ないところに再び捨てられた。マイクロチップが埋め込まれた場所に傷があり、チップはなくなっていた。
獣医は「傷はチップがあった箇所だ。人為的にチップを取り外したのだろう」と推測している。
救助したのはオンラインコミュニティの投稿者。「悪魔のような人間だ。どうやったら、それまで育てた犬の体を傷つけてチップを取り出せるのか。告発する」と怒りをあらわにした。
公開された写真には、犬が負った傷もそのまま写っている。これを見たネットユーザーたちも「これは悪魔と言わざるを得ない」「見つけて強力な処罰を下すべきだ」と怒りが収まらない様子だった。
韓国の動物保護法によると、2カ月以上飼うペットは全て動物登録をしなければならず、遺棄すれば300万ウォン(1ウォン=約0.1円)以下の罰金刑を受ける可能性がある。
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