韓国音楽著作権協会は9日、2023年に音楽著作権料として計4061億ウォン(1ウォン=約0.11円)を徴収し、3887億ウォンを分配したと発表した。2022年に比べて徴収額は14%増、分配額は18%増だった。
管理手数料率の平均9.79%は経済協力開発機構の中で最も低いが、文化体育観光省を中心とした著作権侵害取り締まり強化、著作権法改正などで成果を挙げたと協会は評価している。
メディア別に見ると、CDなどアルバム製作時に発生する複製使用料の伸びが目立った。前年比46%増加し、1198億ウォンが著作権料として徴収された。
最も大きな割合を占める伝送分野ではオンライン動画プラットフォームの成長が続き、前年比約144億ウォン増えた1721億ウォンが著作権料として入った。
放送分野は目標に及ばない299億ウォンの著作権料徴収にとどまった。
歌手出身のチュ・ガヨル会長は「美しい音楽を通じて世界の人々を感動させている音楽家のために徴収拡大は今後も継続されなければならない。今後1兆ウォン以上の著作権市場を開拓していく」と話した。
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