2024 年 11月 24日 (日)
ホーム社会韓国で注目、新年のスキルアップあれこれ…アフター5の自己啓発

韓国で注目、新年のスキルアップあれこれ…アフター5の自己啓発

ソウル市鍾路区のある書店に陳列された自己啓発書(c)NEWSIS

新年を迎え、韓国では2024年の10大トレンドキーワードの一つに選ばれた「スピンオフプロジェクト」が注目されている。映画やドラマでよく使われていたスピンオフは、企業のブランド、技術、組織管理だけでなく、個人のキャリア開発領域にまで拡大している。

特に本業以外に自身のキャリアをスピンオフしようとする会社員が増え、多くの人が自己啓発の一環として別名「サイドプロジェクト」に取り組んでいる。自己啓発を支援するプラットフォームサービスも同時に注目されている。

オンライン講座視聴プラットフォーム「クラス101」は約5900の講座を開いている。このうち、キャリア分野のクラスはカテゴリー別に細分化されている。特に新年には自己啓発への関心と実践意志が高まるため、関連サービスの利用も活発だ。クラス101の累積受講時間は2022年第4四半期に比べ2023年第1四半期は129%増加した。

会社員としての職務や自己啓発関連成長のための多様なクラスの中で、多くの関心を集めているのが「非専攻者もOK、小遣い稼ぎで私だけのアプリを自分で作ってみる」「コーディング初心者のための皆のデータ分析・パイソン(Python)入門」「入門実務プロセスに沿って自分で作って学ぶ、20代実戦フィグマ(Figma)AtoZ」などだ。

そのほか、最近公開したキャリア分野のクラスとしては「ノーション(Notion)への乗り換え転職!職務別ポートフォリオ制作ノウハウ」「ノーコードで14億の投資を受けた創業者に学ぶバブルクラス」「タブロー(Tableau)実務:ビジネスダッシュボード企画と制作」「初心者経理のための1日30分11日超初心者会計脱出」などがある。

オーディオブックサービス「ウィラー」も会社員の自己啓発に対するニーズを満たすために動き出した。実際、ウィラーでは多くの会社員が出・退勤時間にオーディオブックコンテンツを利用する。ウィラーは自己啓発と職務力量向上を同時に追求する人々の志向性を考慮し、模範的で一生懸命生きるという「カッセン」を実現するのに役立つオーディオブック5種とクラス3種などオーダーメード型コンテンツを厳選した。

会社員のための自己啓発分野のオーディオブック5種は「仕事のリテラシー」「会社ではどう話せばいいですか?」「没入」などだ。受講しながら職場生活での問題解決とスキルを習得できるウィラークラス3種では「私はなぜ集中できないのか」「あなたは仕事ができないのではなく話せないのです」「平凡な私たちが職場で生き残る方法」などを提案した。

ウィラーは昨年11月、電子書籍サービスの発売でオーディオブック、電子書籍、ウェブ小説、クラスまで含めたトータル読書ソリューションへと進化した。これで購読者が読書と関連したすべてのサービスから自己啓発までウィラーアプリ一つで一度に楽しめるようになった。

(c)NEWSIS

RELATED ARTICLES

Most Popular