2024 年 11月 24日 (日)
ホームライフスタイル韓国で「ペット」のテーマパーク続々…「遊び」重点に懸念の声も

韓国で「ペット」のテーマパーク続々…「遊び」重点に懸念の声も

ある動物病院での注射治療の様子(c)news1

韓国で京畿道(キョンギド)や釜山市(プサンシ)などに続き、ソウル市がペットのテーマパークを造成すると明らかにするなど、自治体が競ってテーマパークの計画を打ち出している。

ソウル市は2027年までに、京畿道漣川郡(ヨンチョングン)に約12万平方メートルのペットテーマパークを造成するとしている。近くには約5000平方メートルのペット追悼館も設置。市は「市内のペット養育世帯が90万世帯余りに達し、ペットと一緒に余暇を過ごせる施設が不足している」と説明した。

ペットのテーマパークは、2021年の慶北義城郡(キョンブク・ウィソングン)の「義城ペットワールド」に続き、蔚山市(ウルサンシ)、京畿道などが運営中だ。ソウル市、大田市(テジョンシ)、釜山市、天安市(チョナンシ)、順天市(スンチョンシ)も計画を推進している。いずれも「首都圏最大」「全国最大」など規模を前面に押し出しているのが特徴だ。

こうした動きについて、韓国ペット振興院のチョ・ギョン教育センター長は「地方自治体が造成するテーマパークは遊びに偏った面がある。遊びにばかり重点を置くと、既存の問題が浮き彫りになる新たな場になりうる」と注意喚起している。

(c)news1

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