韓国のあるマンション代表が「落ち葉の処理費用」節減に見事成功したニュースが伝えられた。住民が7日、マンションに貼り出された案内文の写真を付けてX(旧ツイッター)に「うちのマンション代表は運営に人生をかけたようだ」と投稿し、経緯を説明した。
それによると、2022年は麻袋100個分に上った敷地の落ち葉を、廃棄物処理業者の5トントラック1台で処理してもらい、費用が計66万ウォン(約7万2600円)かかった。
しかし、2023年は中古取引プラットフォーム「タングンマーケット」に「肥料として使用してください」と希望を載せたところ、農場から引き合いがあり、無償で引き取ってくれたという。
マンション側は「処理費をかけず、農場で環境にやさしい堆肥として使用されることになった」と効果を伝えた。また「廃棄物として焼却する際に出る二酸化炭素なども心配しなくてすむ」としている。
マンション代表は、団地内の道路の線引きも自前で済ませ、費用を塗料代の66万ウォンに抑えた。業者に依頼した場合に比べて10分の1に節減できたという。
これを見たネットユーザーたちは「費用節減も良いことだが、地球を愛する方のようだ」「マンション代表といえば自分の利益ばかり考えていそうだが、この方はすごい」「すべての地方自治体行政府官僚が見習うべきだ」「総選挙に出てくれ」といった反応を示した。
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