韓国国防省によると、韓国の防衛産業企業は2023年、約130億ドル(約1兆8587億円)の輸出実績を挙げた。2022年より約43億ドル(約6148億円)の減少だという。
政府は当初、2023年に200億ドル(約2兆8594億円)規模の輸出を目指していた。国防省は未達の要因として「ポーランドとのK9自走砲、K2戦車など契約交渉が遅れているため」と説明している。
ただ、昨年の輸出対象国は12カ国、主要輸出兵器システムも12カ国に上り、いずれも一昨年(4カ国・6カ国)より増えた。
また、一昨年はポーランドへの輸出が全体の72%を占めたが、昨年はそれ以外の地域の割合(68%)が大きかった。
国防省は「持続可能な防衛産業輸出の拡大の準備ができた」と評価しており、今年は200億ドルの輸出実績を達成できると見込んでいる。
(c)news1