韓国の名門理工系大学「韓国科学技術院(KAIST)」は、パク・ヘウォン機械工学科教授の研究チームが製作した四足歩行ロボット「ハウンド(Hound)」が100mを19.87秒で走り、ギネス世界記録に認定された。
KAISTによると、ハウンドは10月に停止状態からスタートし、100mのゴール線を19.87秒で通過した後、完全に停止する実験に成功した。記録はKAISTの屋外陸上トラックで達成された。
また、研究チームは室内ランニングマシンの記録についてもギネス認定を申請している。ハウンドは室内ランニングマシンで秒速6.5m(時速23.4km)を記録した。米マサチューセッツ工科大学(MIT)のロボットの秒速6.4mを上回る記録だ。
研究責任者であるパク教授は「KAISTの技術で設計製作された四足歩行ロボットとAI学習基盤制御器で世界最高速度を記録した。我が国のロボットハードウェアと制御AI技術が世界最高水準であることを示した」と話した。
今回の研究は2019年国防科学研究所未来挑戦国防技術研究開発事業の支援を受けた。
(c)KOREA WAVE