韓国防衛産業振興会(防振会)が各種情報を網羅して提供するシステムを来年末に構築する。現在、請負先の選定を進めている。
防振会が構築する「防衛産業情報システム」は▽会計▽統計▽製品▽人事▽会員会社――など各業者に分散している情報を集約し、関係者が簡単に必要な情報を検索できるようにするもの。
業界関係者は「防衛産業の特性上、円滑な業務遂行のために、これまでの流れを把握する必要がある。入社5年以内の社員が増加しており、業務に関する知識の体系的な管理が重要になった」と話す。
防振会は、システム構築によって「会員企業の歴史的データを基盤に業務効率性を向上させ、専門性を強化できるだろう」と期待している。
また、このシステムで年度・物資・国別の輸出現況なども提供できるようにすることで、K-防衛産業の輸出活性化にも寄与できると見ている。
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