需要低迷で韓国・現代自動車グループの電気自動車(EV)の販売が急減する中、商用車ポーター2エレクトリックが唯一販売を伸ばし、注目されている。燃費の良さなど経済性が人気を呼んでいるらしい。
ポーターエレクトリックは今年、国内で2万5404台売れ、前年より25.3%増加した。
この車は経済性が際立ち、燃料費は一般ガソリン車の50%程度だ。登録段階で税制優遇や補助金を受けることができ、公営駐車場や高速道路通行料の割引などの特典もある。
しかし、これを除くと現代自動車のEV販売は不調だ。今年1~11月の累計で▽アイオニック5(-40.7%)▽アイオニック6(-11.1%)▽G80(-61.6%)▽GV60(-42.0%)▽GV70(-25.4%)――が軒並み減少した。
起亜自動車のEVも同様で、ラインアップの中核のEV6は前年比30.0%減の1万6534台、ニロEVも21.4%減の7007台の販売にとどまった。
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