韓国の蔚山(ウルサン)地裁は4日、未成年者を風俗店員に雇おうとしたとして児童福祉法違反(児童虐待)などの罪に問われた20代の女性被告に懲役1年6月を言い渡したと明らかにした。
判決によると、風俗店従業員である被告は2021年7月、チャットアプリに求人広告を出し、応募者が未成年と知りながら「カラオケのヘルパーとして働けば月に1500万ウォン(約168万円)になる」と勧誘した。
被告は捜査が身辺に及んでいることに気付き、逃走した。公判は被告不在のまま進められた。
地裁は「被告人は被害者が未成年者という事実を知りながら誘引し、被害補償のために何の努力もしなかった」と指摘した。
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