韓国政府が最近、自国経済に対して「半導体など製造業生産・輸出回復、サービス業・雇用改善持続などで景気回復の兆しが徐々に現れる」と評価した。2月に「景気鈍化」評価を下してから9カ月ぶりに初めて「回復」という単語を使ったのだ。
企画財政省は17日、「11月最近の経済動向」で「最近の韓国経済は緩やかな物価上昇の勢い鈍化の流れの中で供給要因に伴う変動性が依然として存在している」としている。
企画財政省はこれまで、2月から10月まで9カ月連続で韓国経済が鈍化しているとみていた。ただし6～7月には「景気下方危険緩和」、8～9月「景気鈍化の流れ一部緩和」、10月「景気鈍化の流れ次第に緩和」など、自国経済が徐々に良くなっているという意を加えてきた。企画財政省が今月、「回復の兆し」という単語を使ったのは、景気に対する政府の肯定的認識が以前より強くなったためだ。
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