「日本のイケア」とも呼ばれる家具の「ニトリ」が韓国に進出する。ニトリコリアが23日、ソウルにあるイーマート下月谷(ハウォルゴク)店に1号店をグランドオープンする。実用性に基づいた顧客密着型サービスで消費者にアプローチする戦略を描く。
ニトリは自社製造、物流、強力な人的資源、協力会社のネットワークなどを活用し、ビジネスモデルを構築してきた。小家族中心の日本の住環境を反映した可愛らしい家具から大型までマルチに対応する。
ニトリコリアは「1号店オープンを基点に来年4月までに少なくとも3~4号店をオープンしたい」としている。2032年までに世界3000店舗、売り上げ30兆ウォン(約3兆4657億円)を目標にしており、韓国でも10年以内に200店舗を目指す。
同社関係者は「韓国内でもニトリのモットーである『価格以上の価値』を中心とするビジネスモデルの発展を図る」としている。
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