新型コロナウイルス感染エンデミックで、ウェブトゥーンの成長が弱まっている。
韓国コンテンツ振興院が、グローバルリサーチに依頼して「2023漫画・ウェブトゥーン利用者実態調査」を実施。その報告書によると、ウェブトゥーン利用者のうち「週1回以上」利用するとの回答は62.8%で、2021年に66.9%、2022年に69.0%に比べて減少した。特に20代と40代、50代の利用比率の減少が目立った。
エンデミックで外部活動が増え、新型コロナウイルス感染期間中に成長したデジタルコンテンツ利用が、ここにいて減少したとみられる。ファンタジージャンルのウェブ小説をベースとしたスタジオ製作作品が増えたことも、ウェブトゥーン市場の低迷と指摘されている。
「よく見るウェブトゥーン作品がある」との回答は63.9%で、2021年(68.6%)、2022年(67.7%)に比べて減少した。利用するサイトについて尋ねたところ、ネイバーウェブトゥーン(84.0%)が最多で、カカオページ(32.0%)、カカオウェブトゥーン(28.4%)、ネイバーシリーズ(27.8%)などが続いた。
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