「脱毛症は警戒タイプです」。韓国のロッテヘルスケアが発売した遺伝子検査サービス「フロムジン」を記者が受けてみると、妻にも隠してきた「M字脱毛」の兆候に遺伝子が気付いた。そして「早く積極的な治療をしなければ緩和できない」とアドバイスしてくれた。
検査方法は簡単だ。宅配で取り寄せたプロムジン遺伝子検査キットを開け、同封された棒で両頬の内側の粘膜をこすって返送するだけ。キットを購入すれば他は無料。返送後、通常2週間で検査結果が届く。
悲しいかな色素沈着も警戒タイプだった。フロムジンは「紫外線に持続的に露出すると肌の色がくすんで沈着する」と説明した。
プロムジンは検査結果を▽栄養素管理▽健康管理▽皮膚・毛髪管理▽運動特性▽食習慣・睡眠特性▽カフェイン・アルコール・ニコチン――の6テーマに分けた69項目で回答。すべての項目について「注意」「警戒」「良好」のいずれか知らせ、数値でも表示される。男性型脱毛症と色素沈着は「皮膚・毛髪管理」で確認できた。
「食習慣・睡眠特性」で記者は注意2項目、警戒5項目、良好2項目の判定だった。朝型人間なのか夜型人間なのかも遺伝子で分かるという。記者は夕方型だった。
項目別に知っておくと有用な情報、何が欠乏していて何が過剰か教えてくれ、まるでモバイル主治医のようだった。
(c)NEWSIS