韓国の俳優イ・ソンギュン氏が麻薬使用の疑いが持たれている事件に関連し、イ・ソンギュン氏を脅迫したとされる風俗店の20代女性が注目を集めている。
イ・ソンギュン氏は今年初めから女性のソウル市内の自宅で大麻などを使用した疑いがある。警察は、ソウル・江南(カンナム)の会員制ルームサロンで麻薬が横行しているとの情報を基に捜査を進めていた。
簡易検査では陰性だったため、警察は尿と毛髪の鑑定を進めている。
女性は、イ・ソンギュン氏や、男性グループ「BIGBANG」のメンバー、G-DRAGON(ジードラゴン、本名クォン・ジヨン、35)氏ら捜査線上の10人と関係が深い核心の人物で、10月21日にメタンフェタミン使用の疑いで拘束された。イ・ソンギュン氏を脅迫し、3億5000万ウォン(約3913万円)をだまし取った疑いも浮上している。
風俗店の関係者は、SBSニュースとのインタビューで女性について「客がものすごくたくさんついていて、江南ナンバーワンだ」と話した。
警察は、女性の携帯電話のデジタルフォレンジック(電子法医学捜査)などによって容疑を固める。
G-DRAGON氏は弁護士を通じて「麻薬を使用した事実はない。捜査機関の調査には積極的に協力する」と明らかにしている。
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