韓国慶尚北道蔚珍(ウルジン)で生産された1等級松茸に対して談合疑惑が提起された。他の地域の松茸に比べて1㎏当たり約30万ウォン(1ウォン=約0.1円)程度低い価格で落札されたためだ。
蔚珍郡山林組合などによると、10月20日午後に実施した松茸入札で1等級は1kg当たり11万ウォン(約1万2000円)、2等級は8万5000ウォンで落札された。同じ日、近隣都市である盈徳(ヨンドク)郡の1等級落札価格は42万6000ウォン、2等級落札価格は36万6000ウォンに策定された。蔚珍松茸は盈徳松茸に比べて4倍程度低い価格で落札されたわけだ。
消費者が最も集まる等外品も、盈徳松茸11万4487万ウォンで落札されたのに比べ、蔚珍松茸は4万ウォンで落札された。
蔚珍地域の松茸は前日までは1等級41万7700ウォン(約4万6000円)、2等級34万ウォン、等外品12万5500ウォンで落札された。一夜にして落札価格が大幅に下がった。
蔚珍松茸農家は「落札価格が近隣地域より大きく落ちたのは仲人の談合なしには不可能だ」として、山林組合に適切な補償と真相究明を促しているという。
(c)MONEYTODAY