ペットを飼っている人口1500万時代を迎えた韓国で、ペットを連れて飛行機に乗る旅行者が増えている。航空会社もペットを大切なお客様として扱うサービス競争に熱を上げている。
国土交通省の資料によると、今年の国内航空会社1~3四半期のペット輸送量は11万4112匹。国内線8万7624匹、国際線が2万6488匹だった。
国際線では大韓航空が2万2153匹で圧倒的に多く、国内線ではティーウェイ航空の2万5590匹頭に、大韓航空(1万6126匹)やアシアナ航空(1万3448匹)が続いた。
航空会社で運送が可能なのは犬、猫、ペット用の鳥だ。大きさや数は制限されており、必ずケージで座席の下に保管するなど規定は厳しい。別途の料金も必要だ。
こうした取り扱いに法的根拠はないが、他の乗客に迷惑がかからないよう、ほとんどの航空会社が同様の規定を設けている。
新型コロナウイルス禍が収束し、ペット運送の需要も増加。2019年に6万7000匹だった国内航空会社のペット輸送量は昨年14万5466匹に伸びた。
航空会社もペットとの搭乗回数に応じてスタンプがたまり、ペットの運送料金を割り引くなどのサービスを展開している。
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