2024 年 12月 24日 (火)
ホームライフスタイル漢江ビュー、共有キッチン、ジム…韓国大学生の「夢の場所」になったロッテ奨学財団寮

漢江ビュー、共有キッチン、ジム…韓国大学生の「夢の場所」になったロッテ奨学財団寮

高層ビルがないため、寮から漢江を見ることができる(c)MONEYTODAY

ソウルの大学生の間で「夢の寮」という評判の施設が、漢江(ハンガン)を見渡せる場所にある。ソウル市麻浦区望遠洞(マポグ・マンウォンドン)の「ロッテ奨学財団寮」だ。

裕福ではない学生を支援するために財団がつくった施設で、韓国奨学財団に運営を任せている。近くに延世(ヨンセ)大学や梨花(イファ)女子大学があり、徒歩10分の最寄り駅から他の大学への通学も容易だ。

地下1階にある共有キッチン(c)MONEYTODAY

済州(チェジュ)出身の入寮者チャン・ジュンヒョクさん(25)は中央(チュンアン)大学4年。「寮内の設備が多様で共有キッチン、ジム、読書室など施設が本当に良い」と話した。

寮内には他にコインランドリーやブックカフェも備えられ、財団は地下1階の講堂でロッテグループ役職員による特講を開くなど就職の支援もしている。

学業だけでなく健康のためのジムも設けられている(c)MONEYTODAY

ベトナムからの留学生チン・イリンさん(23)も「留学生コミュニティでロッテ奨学財団奨学金を受けた人の話を聞いていた。施設が本当にすばらしい」と話した。

志願できるのは所得が中位以下の大学生で、4.5点満点のうち3.5点以上の平均単位を取った3~4年生だけ。休学する場合は退所しなければならない。

資格制限は甘くないが、大学生たちの評価は高く、今年の競争率は6倍だった。来年の選抜にはさらに激しくなることが予想されるという。

(c)MONEYTODAY

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