大韓商工会議所が韓国のスタートアップ259社を対象に実施した調査で、4割が資金調達の問題で成長に困難を来していることがわかった。
調査では困難な事項として、資金調達に続いて▽原価上昇に伴う費用増加▽人材不足▽国内外販路確保――が順に挙がった。
新型コロナウイルス禍で浮き沈みを経験したスタートアップ業界は、その収束後も経営難が依然として続いているようだ。
回答企業の40.2%は昨年より経営環境が悪化したと答えた。その理由としては内需市場の不振(60.6%・複数回答)が最も多く、投資環境悪化(37.5%)、物価高・高金利・高為替レートの持続(37.5%)も多かった。
スタートアップの1社は「正社員5人全員にやめてもらい、アルバイト1人にしたが、それでも会社を維持していくのは難しい。業態変更するか悩んでいる」と明かした。
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