韓国・大田(テジョン)の私立高校で今年8月、遅刻を理由に担任教師が3年の生徒に暴力を振るっていたことがわかった。
大田市教育庁や警察によると、教師は遅刻した生徒が「寝坊した」と話すと激怒し、首を絞めて壁に押し付けた。その後、廊下に出てほほを数回殴った。当時の様子は廊下のカメラに録画されていた。
生徒はほほが腫れ、首を負傷したほか、あご関節の痛みなどで全治2週間の診断を受けた。
学校は市教育庁と警察に児童虐待として申告した。市の学校暴力審議委員会は先月、学校暴力と認定し、生徒が専門家による心理相談や助言を受けられるよう措置した。
ただ、加害教師と被害生徒の分離措置は取らず、教師は今も生徒の担任を務めている。
児童虐待で捜査している警察は近く事件を検察に送致する予定だ。
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