韓国で最近10年間、世帯の生計を担う20~30代の人数が約40%急減したのに対し、60歳以上の世帯主が2倍超と急増したことがわかった。
保健福祉省の健康保険に関する資料によると、昨年、被扶養者がいる20~30代の職場加入者は186万1606人で、2013年(307万6022人)から39.5%減少した。
一方、昨年の60代以上の職場加入者は2013年(50万3840人)比108.5%増の105万718人だった。
世帯主の世代構成が変わり、扶養家族の分布にも変化が現れている。
2013年に20~30代の職場加入者の被扶養者は736万3694人だったが、昨年は353万8235人で52.0%減少。逆に60~70代に依存する被扶養者は75万447人から140万2508人に増えた。
60代を過ぎても家族に養われるのではなく家族を扶養しなければならない高齢者層が増えているのだ。
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