40キロ以上の高度から飛んでくる敵ミサイルを迎撃・破壊できる長距離地対空ミサイルL-SAMから、敵の地下指揮部までせん滅できる高威力地対地弾道ミサイル「玄武(ヒョンム)」まで、韓国軍の中心的な戦力が26日、ソウルの都心に現れた。
建軍75周年となる来月1日の「国軍の日」を控え、ソウルの崇礼門(スンレムン)から光化門(クァンファムン)一帯で陸海空の韓国軍将兵と各種兵器による市街行進が繰り広げられた。ソウル都心で市街行進は10年ぶりだ。
市街行進には各軍の将兵4000人余りと170基余りの兵器が参加。ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領らが壇上で見守った。
軍事警察団特任大隊のバイクが隊列先頭に立ち、K-21歩兵戦闘装甲車、120㎜自走迫撃砲、K-1A2やK-2戦車が威容を誇示した。
また、未来の韓国陸軍戦力の主軸となる「アーミータイガー」装備を身に着けた将兵たちとステルス無人機、海軍「ネイビーシーゴースト」(海洋有・無人複合戦闘システム)の主要装備である無人偵察機や無人水上艇など最先端戦闘システムも行進の隊列に加わり、韓国軍の未来像を示した。
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