韓国で障害の程度が深刻な貧困層障害者15万5000人余りが障害者年金を受け取れないことが、保健福祉省の国政監査資料で確認された。
資料によると、今年7月現在、障害の程度が重いのに障害者年金を受け取れないのは14万523人。障害の程度が次に重かった1万5221人を含め、合わせて15万5744人が障害者年金を受け取れないことが分かった。
現在の障害者年金受給者は計35万8097人。
障害の程度が深刻なのに障害者年金を受け取れない人たちは、廃止された「障害者等級制3級」に該当した障害者の中で「重複障害ではなく障害者」に当たる人たちだ。
障害者等級制廃止当時、障害程度を「深刻な障害」と「深刻ではない障害」に単純化したが、障害者年金の受給範囲だけは「障害者等級制基準」を残したため、このような状況が発生したとみられる。
(c)news1