韓国の光州(クァンジュ)地裁はこのほど、20代女性が住むワンルームマンションに数十回侵入し、カメラを設置するなどしたとして性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反(カメラなど利用撮影)や住居侵入などの罪に問われた男性(47)に懲役2年6カ月、執行猶予4年を言い渡した。
あわせて保護観察1年と性暴力治療講義40時間受講、児童・青少年や障害者関連施設への3年間の就職制限も命令した。
判決によると、男性は昨年9~12月、光州市北区の女性の部屋へ64回にわたって無断侵入したり侵入を企てたりした。男性は、このワンルームマンションの所有者の息子だった。
防犯カメラで玄関ドアの暗証番号を確認し、女性の外出を確認した上で38回侵入。室内に映像撮影装置を設置し、撮影するなどしていた。
地裁は「性的目的であり、犯行経緯と手法、期間、回数などを勘案すれば罪状は重い」と指摘した。
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