2025 年 5月 10日 (土)
ホーム社会幼い娘への性的虐待で服役…韓国の父親が出所後「追跡装置なしで小学校近くに住む」というリスク

幼い娘への性的虐待で服役…韓国の父親が出所後「追跡装置なしで小学校近くに住む」というリスク

(c)news1

韓国大邱(テグ)の女性(20代前半)がこのほど、あるオンラインコミュニティに決死の投稿を寄せ、注目を集めた。「私の父は8年間、私に性的虐待を続けて摘発され、最近、刑期を終えた。出所後の居住地を見れば、すぐ近くに小学校がある。心配でならない……」

投稿などによると、女性は8~15歳のころ、父親から性的虐待を受け、対人恐怖症や、うつ病などを患うようになった。当時、父親は「性交渉をして元気を出し、必死に仕事してカネを稼ぐ」と語り、それに応じなければ、女性やその兄に暴力をふるい、経済的支援を打ち切ると脅した。

その後、父親は摘発され、懲役判決を受けて9年にわたって服役した。

その父親が今月5日に出所した。居住地を確かめると、かつて家族で住んでいた場所だった。ただそこは、小学校から約350メートルしか離れておらず、徒歩で5分しかかからない。「小学校の子どもたちに、もしものことがあったら……」。女性はこう心配するようになった。

父親は裁判の過程で「20年間の位置追跡電子装置の装着」が求められていたが、「反省している」という理由でそれは適用されなかった。法務省傘下の保護観察所は、保護観察の対象者に指定されていない場合、小学校の近くに住んでいても管理・監視の権限がない。

「監視対象でもなく、何をしてもわからない。父親が私に接近する可能性もある」。女性はこう恐れ、ネット上でアドバイスを求めている。

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