2024 年 12月 1日 (日)
ホーム経済流通レクサス追っていた韓国ジェネシス…「今や、より高級化」目的地を変えた理由

レクサス追っていた韓国ジェネシス…「今や、より高級化」目的地を変えた理由

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韓国・現代自動車の高級車ブランド「ジェネシス」がラグジュアリーブランドを越えて「準ハイエンド級」車種を発売する。 トヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」をまねたジェネシスだが、今ではレクサスより高い車を発売するブランドになった。背景には、最近グローバル市場での成功がある。

ジェネシスは米国などの主要市場でラグジュアリーブランドとして認められ、高級化戦略を強化している。ジェネシスは2018年、米国の自動車専門コンサルティング会社であるオートパシフィックから「消費者満足度が最も高いプレミアムブランド」に選ばれた。ブランドの公式発足から約3年目のことだ。GV70は昨年、米自動車情報サイトエドモンズから「2022最優秀ラグジュアリーSUV」、オートトレーダー「2022最高の新車」に選ばれた。

発売初期に掲げた「コスパに優れた」プレミアムブランドイメージからも脱皮しようとしている。ジェネシスは、現代自動車グループのチョン・ウィソン会長が独自の高級車ブランドに育てるため、ゼネラルモーターズ(GM)のキャデラック、トヨタのレクサスなどを参考モデルとして2015年に発売した。初期は従来のライバルブランドの壁を越えることができず、プレミアムブランド内でのコストパフォーマンスを前面に押し出したが、新車価格面ですでにベンチマーキング対象だったレクサスを追い越した。

米自動車市場調査会社アイシカスによると、米国で発売中のジェネシスモデルのほとんどが同級のレクサスモデルより高い。ジェネシスGV80と同クラスのレクサスGX460は4000ドルほど、G90とLS500は1万ドルほど、それぞれ差がある。価格は高いのに販売台数は上昇傾向にある。ジェネシスは先月、米国で前年同月比26.5%増の6453台が売れ、過去最多の月間販売記録を立てた。7月に続き2カ月連続で記録を更新した。

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