ソウル市龍山(ヨンサン)区にある複合商業施設「HDCアイパークモール」が上半期、リニューアルされ、20~30代の人気スポットに生まれ変わった。6階建てのファッションパーク棟を若者に人気のある新進ブランドで埋めるなど大規模なリニューアルを断行した効果だ。
上半期の売り上げは前年同期比20%増の2300億ウォン(1ウォン=約0.1円)を記録した。訪問客数も前年上半期比35%増加した。アイパークモールは昨年も前年比20%超を売り上げ、百貨店業界では唯一20%台の成長傾向を記録している。
成長の秘けつは、人気ブランドを入店させるなど、変化を続けているためだ。今年上半期にも100余りのブランドを入れ、売り場を完全に変貌させた。アイパークモール売場全体の20%に達する規模だ。その成果で今年第1四半期(1~3月)の売り上げは前年同期比27%増となった。
特に力を入れたのは70余りのブランドをリニューアル、新規入店させたファッション部門だ。新進デザイナーブランドを集めた「THE LUTE」などで若年層を狙った。
これにより、ファッション売り上げの伸び率も、売り場の改編直後の2、3月にはそれぞれ51%と47%を記録した。商品購買者のうち20~30代の割合が74.8%に達し、狙いが当たった。
龍山は最近、再開発などで流動人口が増えており、成長の勢いはさらに大きくなりそうだ。
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