韓国の国民的モバイルメッセンジャー「カカオトーク」が「赤い数字」隠し機能を導入する。「読んでいないメッセージ」の個数がリアルタイムで表示されるのを見て負担に感じる利用者に配慮した。5月に「チャットルームを静かに出る」機能を導入したのに続き、利用者のストレスを減らすための「カカオトークイージープロジェクト」の一環だ。
カカオによると、カカオトークは近いうちに「未読メッセージ数隠し」機能をカカオトーク内の実験室オプションに入れる案を検討している。現在は各個人/団体チャットルーム別に、確認していない未読メッセージの数が赤い円の中の数字で表示される。
一部のユーザーはこの「赤い数字」が増えることに深刻なストレスを感じてきた。ユーザーによっては赤い数字が、「必ずメッセージを読まなければならない」という「圧迫」にみえるわけだ。会社員の場合、休暇期間に会社のグループカカオトークルームに出た数字が増えれば増えるほど、疲労感が高まるという意見も多かった。
これを受け、カカオトークは、特定チャットルームに赤い数字が出る機能をなくしたり、カカオトークルーム自体に赤い数字が出ないようにするなどの措置の導入を進めている。
カカオ関係者は「利用者のストレス減のための多様な機能を考えている」と説明し、導入時期は今後伝えるとしている。
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