2024 年 11月 25日 (月)
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Amazon Prime DayでデビューしたK-ブランド、売り上げ・認知度ともアップ

(c)KOREA WAVE

「アマゾン・グローバル・セリング・コリア(Amazon Global Selling Korea)」は17日、アマゾンの最大ショッピングイベントである「プライムデー2023」初日(11日)に過去最大の売り上げを記録したと明らかにした。2日間開催されたプライムデー期間中、世界のアマゾンプライム会員は数百万の割引ディールを通じて約3億7500万ほどの商品を購入し、計25億ドル(約3461億円)相当が割引された。

特にK-カテゴリ内の韓国ブランドは、今回のプライムデー期間中に印象的な売り上げを見せ、注目を集めた。

まず、健康機能食品専門「CJウェルケア」はプライムデーを控え、アマゾンストアでブランドデーイベントを開催し、華々しいデビューを飾った。

同社によると、代表ブランドであるインナービューティーラインナップ「innerb」は今回のプライムデーで1日の総売り上げ約4000万ウォン(約440万円)を記録した。

同社関係者は「プライムデー準備のためにアマゾン・グローバル・セリング・コリアで提供したK-グロッサリー(食品・飲料)カテゴリーワークショップにより、具体的な広告戦略を立てることができた。先行して進めたブランドデー行事を通じてトラフィック、購買行動のようなデータを得ることができた」と話した。

メイクアップブランド「デイジーク(DASIQUE)」はアマゾンの新規入店ブランドとして、トラフィック確保と認知度アップを目標に今回のプライムデーに参加した。

その結果、平均的な1日の売り上げと比べて3300%増を記録した。またプライムデー2日間のROAS(広告費と売上高の比率)はプライムデーの前週と比べ3倍以上の効率となった。

デイジーク関係者は「発売時点から主力商品に集中し、効率の高いキーワードとロングテールキーワードを発掘したことが、好結果につながった」とみている。

化粧品・生活用品大手「LG生活健康」はイベント期間の売り上げが前四半期と比べ、平均11倍成長した。

今年、LG生活健康は米国マーケットプレイス内のブランドストアを立ち上げ、アマゾンPPC広告機能とPOST機能を活用して露出を高めるなど北米地域のアマゾン顧客との接点を積極的に拡大してきた。

LG生活健康関係者は「アマゾンの多様なブランディングツールを活用し、顧客データを蓄積・確保した良いレビュー・評点がプライムデー売り上げ伸張に寄与した」とみている。

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