「ナッツ・リターン」事件(2014年)で有名になった大韓航空元副社長のチョ・ヒョナ(趙顕娥)氏(49)が「チョ・スンヨン」に改名していたことがわかった。チョ氏はナッツ・リターン事件や韓進グループ経営権紛争、離婚騒動などでその名が世間に知れ渡ったため、改名に踏み切ったようだ。
チョ・ヒョナ氏はこのほど、裁判所に改名を申し立て、許可された。
チョ・ヒョナ氏は故チョ・ヤンホ(趙亮鎬)韓進グループ会長の長女。
副社長当時、大韓航空機に搭乗中、ファーストクラスでのナッツの出し方に不満を述べ、滑走路へ向かう途中の飛行機を戻させた「ナッツ・リターン」事件により、業務妨害などの罪で逮捕・起訴された。また、弟のチョ・ウォンテ(趙源泰)韓進グループ会長と経営権を巡って紛争を起こした。
チョ・ヒョナ氏は4年7カ月にわたる訴訟の末、昨年12月、離婚判決を受けている。
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