韓国のガールズグループ「FIFTY FIFTY(フィフティーフィフティー)」のメンバー4人が所属事務所ATTRAKTを相手取り、専属契約効力停止を求めた仮処分申請の裁判が5日、ソウル中央地裁で始まった。
FIFTY FIFTYを巡る内紛は6月23日に明らかになった。ATTRAKTがメンバー1人の健康悪化による活動中断を公表する中で「当社所属のアーティストに接近し、専属契約に違反するような誘いかけをする外部勢力が確認された」と主張し、メンバーの引き抜き工作があると暴露したのだ。
ATTRAKTは、「The Givers」代表でヒット曲「Cupid」をプロデューシングした作曲家のアン・ソンイル氏ら3人が引き抜き工作の背後にいるとし、業務上背任と業務妨害の罪での告訴状を提出した。
だが、FIFTY FIFTYの弁護士側は「今回の仮処分申請はATTRAKTが契約に違反し、信頼関係を壊したことに伴う措置」としている。
その後、引き抜きを巡ってATTRAKTは「アン・ソンイル代表がATTRAKTのチョン・ホンジュン代表の承諾なしに、独断でFIFTY FIFTYを売り渡そうとしていた」と主張し、The Giversが「事実ではない」と反論する事態となっている。
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