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ブランド品や高い礼物は必須ではない。
だが、カップルにとって「一生に一度の結婚」という思いから、なんとなく習慣に従ってしまう。
「少しでも安い時期に礼物を購入したいので、あちこち走り回った。でも、業者の在庫管理に問題があり、商品そのものがなくなっていて、買うことができない」
今年10月に結婚を控えた30代新婦Dさんは、こう残念がる。
「SNSやユーチューブを見れば、有名芸能人、インフルエンサーは簡単に商品を手に入れて着用している。でも、一般人はお金があっても、物を手に入れることができない。業界が購入熱を煽っているようだ」
◇契約キャンセル拒否、式典参加者最低人数
新型コロナウイルス感染拡大が緩和し、結婚式場でのトラブルも増えつつある。
高額な費用も問題だが、結婚を準備する夫婦が殺到し、式場側が「契約キャンセル」を拒否したり、式典参加者の最低人数を設定したりするなど、対応を取っているためだ。
立場の強い式場側の「パワハラ」とも言える行為だ。
「人気の高い結婚式場を予約するには、1年でも足りない。予約残っていた時間帯に合わせたため、昼食でもなく夕方でもない中途半端な午後の時間帯に式を挙げるしかなかった」
2カ月前に結婚式を終えた40代男性Eさんは、こう振り返った。
式場の収容人員は200人以下なのに、式典参加者の最低人数は「250人」に設定されていた。
「やり方が不合理に感じた」
これがEさんの感想だ。
(おわり)
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