プライベートを明かさずアニメーションキャラクターなどとして活動するバーチャルユーチューバーが韓国で人気だ。
韓国でクリエイターは、若い世代で人気の職種として浮上し、529人に1人がユーチューバーという世界1位の水準だ。
特にバーチャルエンターテインメント事業が脚光を浴びている。登録者93万9000人を保有しているユーチューバーのデウォルヒャンはオーディションプログラムを企画し、アイドル、歌手、ダンス、個人放送など多様な分野で活動する女性バーチャルユーチューバーを育成している。
芸能人もバーチャルユーチューバーとして活動する例が増えている。歌手キム・ジャンフンの「異世界ロックスタースプトゥッフン」、タレントのソ・ユリがバーチャルアイドルとしてデビューした「ロナ」などが好例だ。
また、グループ「BLACKPINK(ブラックピンク)」はアバターを作ってメタバースプラットフォームのゼペットで仮想ファンサイン会を開き、昨年8月には3Dアバターミュージックビデオを公開して話題を集めた。
アニメーションキャラクターではなく、実際の人の外形を備えた人工知能(AI)仮想人間サービスも拡散している。インスタグラム、ユーチューブチャンネルで企業のブランディング・マーケティング手段として活用され、ファッションモデル、アナウンサーなど多様な領域で活動している。
インターネット放送業界関係者は「バーチャルユーチューバーは顔をさらすことなく個人放送に進出できる長所がある。自分だけの特色ある声や才能を前面に出して活動できる。今後も新たな人気職種に生まれ変わるだろう」と話した。
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