2024 年 12月 28日 (土)
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韓国IMD国家競争力27→28位…政府負債急増で2年連続↓

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スイスのビジネススクール「国際経営開発研究所(IMD)」は「2023年国家競争力評価」で韓国を前年から1ランクダウンの28位と評価した。韓国企画財政省がこのほど、明らかにした。政府の負債増加速度が急激に上がった影響とみられ、国家競争力が2年連続で下落した。

IMD国家競争力評価は、国と企業が生活の質を向上させるために保有している力量を評価する。評価対象は経済協力開発機構(OECD)加盟国や新興国の計64カ国だ。

韓国は2020年と2021年に23位を記録した後、昨年は4ランク下がって27位だった。

1989年のランキング発表開始以降、韓国の最高順位は22位(2011~2013年)で最低順位は41位(1999年)だ。

1人当たりの国民所得3万ドル以上、人口5000万人以上の「30-50クラブ」の7カ国では米国とドイツに次いで3位だった。

分野別では、厳しい経済環境の中でも「経済成果(22→14位)」が大幅に上昇し、歴代最高順位を記録した。

一方、国内総生産(GDP)比財政収支(9→24位)が大きく下がり、GDP比一般政府負債(22→29位)も下落。一般政府負債実質増加率(34→56位)は大幅に悪化した。

企画財政省関係者は「財政分野は2018年から下落傾向が続いており、特に今年は2022年予算で増加した財政赤字や国家債務悪化などが反映した」と説明した。

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