2024 年 12月 30日 (月)
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韓国CJ第一製糖と新世界3社が提携…「反クーパン連帯」拡大

CJ第一製糖とイーマートが協業して発売予定の商品(c)news1

韓国の食品メーカー「CJ第一製糖」が、流通最大手の新世界グループの流通3社(イーマート・SSGドットコム・Gマーケット)とパートナーシップを結び、協力に乗り出す。CJ第一製糖とオンライン小売「クーパン」は納品価格をめぐって対立を続けている。ネイバーに続き、CJ第一製糖も新世界と協業し、「反クーパン」勢力づくりに乗り出したという見方が出ている。

CJ第一製糖は8日、新世界流通3社と共同で商品開発を進めると発表した。食品と流通分野のそれぞれで、最高の競争力を備えた会社が手を握り、ライフスタイルを反映した商品とサービスを消費者に提供しようという趣旨だ。

今回の協業は「世界になかった最も革新的なフードの新世界」をコンセプトに、データ基盤革新製品商品化▽流通やマーケティング――といった二つの領域で進められる。

CJ第一製糖は製品とブランド企画・製造・マーケティングなど、新世界流通3社はデータ・MD・プラットフォーム企画や運営で、それぞれ重要な能力を持ち、相乗効果が期待される。

まず、CJ第一製糖の主要な家庭簡便食(HMR)製品である餃子、スープ料理、ミルキットとESGカテゴリーであるビーガン製品を中心に、今年第4四半期内に革新製品を出すことを目標に掲げる。イーマートで披露する予定の植物性ハムは、今年11月に発売予定だ。

CJ第一製糖のブランドマネージャーと新世界流通3社のバイヤーなど専門家が協業して市場や顧客データ基盤のインサイトを導き出し、消費者ニーズに最適化した新製品を企画する。協業を象徴するシンボルロゴも作った。

(c)news1

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