韓国蔚山(ウルサン)南区都市管理公団によると、6日午前11時45分ごろ、クジラで有名な蔚山市南区長生浦(チャンセンポ)の南東24キロの海上で、クジラ見物の観光船が2000頭余りのイルカの群れを発見した。
観光船は5月27日に今年初めてクジラを発見しており、10日後の遭遇となった。乗船した127人の客は遊泳するイルカの群れの姿を約10分間観察し、歓声を上げたという。
公団は、最近、気温とともに海水温も上昇し、イルカが餌を追って長生浦海岸近くに移動していると推定している。公団のイ・チュンシル理事長は「海水の温度がちょうど良くなる夏場を控え、より頻繁にイルカの群れに会えると期待している」と話している。
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