2024 年 11月 27日 (水)
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川・海・湖に落ちた携帯電話をレスキュー…韓国のユーチューブ番組が人気のわけ

ユーチューブチャンネル「クエッチャTV」は4月2日、「海に落ちて3週間になるアイフォンは生きているだろうか?」というタイトルの映像を掲載した(写真=クエッチャTVのユーチューブチャンネル映像キャプチャー)(c)NEWSIS

海や渓谷、深い川の中に落とした携帯電話を取り戻し、多くの賛辞を浴びるクリエイターが韓国にいる。ユーチューブチャンネル「クエッチャ(変わり者)TV」は済州島(チェジュド)や慶尚北道(キョンサンプクド)浦項(ポハン)の海、ソウルの漢江(ハンガン)などに飛び込み、携帯電話を回収するコンテンツをアップロードし、42万人以上のチャンネル登録者を有している。

クエッチャTVは2019年3月ごろ、携帯電話に関するコンテンツの配信を始めた。最近はインスタグラムなどを通じて登録者やフォロワーの要請を受け、潜水服を着用して携帯電話を探し出す様子を撮影して伝えている。

ただ、すべての要請に応じることは難しく▽礼儀を踏まえていること▽必ず見つけねばならない理由があること▽見つかる確率・データ復旧の可能性が高い場合――を基準にしている。また一部は有料だ。

浸水したギャラクシーやアイフォーンなどが作動するかどうかは状況によるが、映像によると、正常に稼動する場合が多数あった。海の中に3週間放置されていたという携帯電話が問題なく作動する様子も収められている。

携帯電話を探すプロセスにおいて、高画質で撮影される水中景観には「ヒーリング」コンテンツになる要素もある。また、水中で発見した携帯電話で「自撮り」をする場面もある。

携帯電話を受け取った人たちのほとんどが、激しい感謝の意を表す。単なる電子機器ではなく、失ったと思っていた携帯の写真・連絡先・ファイルなどデータを取り戻したことに対する感謝の気持ちが大きいようだ。安堵や感謝の気持ちを伝えながら涙を見せる人もいる。

最近では協賛企業から提供された水中金属探知機を捜索作業に活用しているようだ。

(c)NEWSIS

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