韓国の金浦(キムポ)都市鉄道(23.67キロ、通称・金浦ゴールドライン)の混雑改善案として、先週からバス専用車線が開通している。通勤途中のバス利用を増やし「地獄鉄」と呼ばれる地下鉄混雑率を緩和するためだ。ただ、一部では根本的な解決策なしに劇的な分散効果を期待するのは難しいとの指摘もある。
ソウル市は26日から、金浦ゴールドラインの混雑改善のために開花(ケファ)―金浦空港2キロ区間で、時間制の街路沿いのバス専用車線を延長開通した。また、金浦大路からオリンピック大路に通行する一般車両の通行を改善するための迂回車線なども開設している。
バス専用車線の延長区間は、バス専用車線が途切れていた開化洞路のヘンジュ大橋南端交差点から金浦空港入口交差点までだ。営業時間は平日通勤時間帯である午前7~10時、午後5~9時だ。土曜・祝日には運営しない。
金浦都市鉄道は、ソウルの空の玄関口、金浦国際空港(ソウル市江西区果海洞)と、京畿道(キョンギド)金浦市の陽村駅(ヤンチョン)を結ぶ。 混雑が慢性化して問題視され、金浦市当局は同じコースのバスを増便して客の分散を図っている。
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