韓国のアイドルグループ「公園少女」出身の日本人メンバーのミヤが朝日新聞のインタビューで「韓国歌謡界の活動は監獄のようだった」という趣旨の発言をしたことが話題になり、ミヤが23日、メディアとのビデオインタビューで釈明した。
ミヤは同紙のインタビューで、韓国でのデビューや所属事務所の問題点、練習生生活の実態、今後の活動計画について話した。
「学校から帰ってすぐに練習を始め、その後は各自個人レッスン」「練習に行くたびにマネジャーの前で体重を測った」「『バナナとゆで卵を食べる』などの献立を報告しなければならない。おかしくなりそうだった」
お金や自由時間がなく、携帯電話も所属事務所の預かりになっていたとして「家族とはマネジャーの電話で辛うじて連絡ができるほどだった」などと話した。
こうした発言が話題になったため、ミヤはビデオインタビューを受けることになった。
ミヤは「暴露するつもりはまったくありませんでした。一部の韓国メディアの記事のタイトルに『虐待』という表現が使われましたが、私は虐待されたこともなく、似たようなものを感じたこともありません。記事を見て戸惑いました」と述べた。
また「監獄」という表現については「メンバー同士で冗談半分で言っている言葉でした。大変な時はありましたが、この生活が本当に監獄のように感じられたことは決してありませんでした」と話した。
そのうえで「K-POPアイドルとしての活動を続けたい」と韓国での活動継続の意思を伝えた。
ミヤは2018年9月に公園少女のメンバーとしてデビューした。公園少女は2021年4月に事務所の経営難などを理由に新事務所に移籍したが、同年5月にミニアルバム「THE OTHER SIDE OF THE MOON」を発売して以降、特別な活動をしていない。
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