韓国のMZ世代(1980年代~2000年代初旬の生まれ)の会社員の半数以上は役員昇進を望んでいないことがわかった。
就職プラットフォーム「ジョブコリア」がMZ世代の会社員1114人を対象に「会社生活目標」のアンケート調査を実施した結果、回答者の54.8%が「役員まで昇進するつもりはない」と答えた。
その理由は「責任を負わなければならないポストだから」(43.6%)、「役員昇進が現実的に難しそうだから」(20.0%)、「役員はワークライフバランスが不可能だから」(13.3%)、「役員になりたい気持ちがないから」(11.1%)、「長く会社生活をしたくないから」(9.8%)――などだった。
また昇進についても「早く昇進したい」が27.3%だったのに対し、「他人と同程度に昇進すれば良い」(50.8%)が過半数を占めた。「昇進にあまり関心がない」(19.5%)、「昇進したくない」(3.3%)などの回答もあった。
業務量に対しても回答者の55.5%が「他人と同程度に仕事をすることで十分だ」と答えた。
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