韓国のパク・クネ(朴槿恵)前大統領が31日午前0時に釈放される。残り1日にもかかわらず、パク前大統領の行き先はまだ決まっていない。少なくとも来年2月初めまでは入院治療を受けなければならず、旧正月(2022年2月1日)も病院で過ごすものと見られる。
パク前大統領のユ・ヨンハ(柳永夏)弁護士は29日、マネートゥデイの取材に「(パク前大統領は)少なくとも来年2月2日までは病院で治療に専念するだろう」と明らかにした。
退院後の家は決まっていない。ソウル市内谷洞(ネゴクドン)の私邸は、有罪判決に伴う追徴金の徴収のため競売にかけられた。その私邸を購入した芸能プロダクション側が、パク前大統領に「私邸を賃貸してもよい」と申し出たが、前大統領側が断ったという。
弟パク・チマン(朴志晩)EGグループ会長も家を探しているという。一時、パク前大統領が通院治療を受けられそうな病院の近くに住まいを見つけたという話が出回ったが、事実でないことが確認された。
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