2024 年 12月 23日 (月)
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人気商品に地域差 [KWレポート] 「還暦」の韓国ラーメン (9)

ベトナム・ハノイのロッテマートに陳列されているオットゥギラーメン(c)news1

現在、韓国ラーメン市場シェア1位は辛ラーメンで、昨年第3四半期(7~9月)で9.8%を占めた。これにチャパゲティ(6.5%)、安城湯麺(アンソンタンメン、4.8%)、ジンラーメン辛口(4.4%)、ユッケジャンサバル麺(4.4%)が続く。

ただ、地域別に人気商品は多少差がある。

辛ラーメンは忠清北道(チュンチョンプクド)地域の販売占有率が12.3%で最も高く、2位のチャパゲティ販売量の2倍に達する。味噌味ベースの安城湯麺は慶尚南道(キョンサンナムド)地域で販売シェアが9%で、辛ラーメン(7.6%)より高い。

ジンラーメンはソウル(4.5%)、京畿道(4.7%)、忠清北道(4.5%)で他の地域より売れている。ユッケジャン麺は江原道(カンウォンド、5.5%)、忠清南道(チュンチョンナムド、5.0%)、全羅南道(チョルラナムド、5.2%)などで販売シェアが高い。三養ラーメンは全羅南道、全羅北道(チョルラプクド)地域で、八道(パルド)ビビン麺は釜山(プサン)で販売量5位圏に名を連ねた。

ビビン麺市場では八道が30年以上、50%以上のシェアを記録し、1位を守っている。最近、農心ベホンドン、オットゥギジンビビン麺など後発組がシェア拡大に乗り出し、競争が激しくなっている。

ラーメン企業で見れば、国内市場1位は農心だ。ニールセンコリアによると、昨年第3四半期で国内ラーメン市場占有率は農心が55.7%で最も高い。これにオットゥギ(23.4%)、三養食品(11.3%)、八道(9.6%)が続く。

(つづく)

(c)MONEYTODAY

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