韓国江原道(カンウォンド)江陵(カンヌン)の山火事で廃墟となったペンションから、真っ黒に焼けた5万ウォン札180枚が発見された。韓国銀行が紙幣の毀損状況を調べた結果、すべて「交換条件に適合」と判断され、計900万ウォン(約90万円)分の紙幣が持ち主に渡されることになった。
持ち主が韓銀江陵本部にその紙幣を持ち込み、交換できるか問い合わせた。同本部が毀損状況を調べた結果、180枚すべてが韓銀の交換条件に適合していたという。
同本部関係者によると、損傷紙幣の残っている面積が本来の大きさの「4分の3」以上であれば、全額交換が可能。「5分の2」以上「4分の3」未満なら半額と交換できる。5分の2未満の場合は無効と処理され、新たな紙幣に交換することはできない。
硬貨はつぶれたり錆びたりした時、額面の金額に変えることができる。ただし、形がわかりにくかったり真贋を判別しにくかったりする場合は交換が難しい。
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